こんにちは、現役で電気工事士として働いているLuaです。
最近では手に職をつけたい若者の間で、電気工事士という仕事が注目されています。国家資格が必要で安定感もあるので、将来を見据えた職業選びとしては魅力的ですよね。
でも、電気工事士の仕事って実際のところどうなのか?
ぶっちゃけ「キツくないの?」と思っている人も多いはず。
今回は、僕が実際に電気工事士として働くなかで「これはキツかったな」と感じたリアルな体験を5つにまとめて紹介します。
これから電気工事士を目指す方や、ちょっと気になっている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
① 夏の現場がとにかく地獄!熱中症との戦い
夏場の現場は、ほんっとうに過酷です。
空調なんて基本的にない場所で、長袖・長ズボン・ヘルメット・安全靴を着用して作業します。
室内の現場でも熱気がこもるとサウナ状態。外の現場なら直射日光がガンガン降り注ぎます。
真面目な話、熱中症で倒れかけた仲間も見てきました。
空調服や冷感タオル、水分補給は欠かせません。夏の現場を初めて経験したときは「こんな世界があるのか…」と正直驚きました。
② 高所作業は慣れるまで本当に怖い
電気工事士の仕事は、けっこうな頻度で高所作業があります。
脚立や足場の上での配線作業、天井裏への侵入など、高いところでの作業は避けて通れません。
最初は脚立に立つだけでも足が震えてました(笑)
落ちたら大ケガにつながるので、常に集中力が必要。命綱やハーネスなどの安全装備はあっても、やっぱり怖いものは怖い。
でも、何度も経験を積むうちに、自然と慣れてきました。
怖いけど、慣れと注意が命を守ってくれます。
③ 朝が早すぎて生活リズムが崩れる
工事現場は朝がとにかく早いです。
現場によっては朝6時集合とかもありますし、移動時間を含めると5時台に家を出るなんてこともザラ。
夜型の生活をしていた自分には、最初はこのリズムが本当にキツかったです。
しかも現場が遠方だと電車も動いていないので、車移動が基本。睡眠時間が削られて体調を崩す人もいます。
でも、朝が早い分、夕方には仕事が終わるので「慣れてしまえば意外と悪くないかも」と感じるようになりました。
④ 天候や季節に左右される仕事環境
電気工事士の仕事は、天候に大きく左右されます。
屋外での作業が多いと、雨の日は中止になることもあります。そうなると収入にも影響が出る可能性があります。
冬は寒すぎて手がかじかむし、夏は熱中症、台風や雪の日も作業中止や危険が伴います。
自然相手の仕事だと割り切るしかないですが、天候に振り回されるストレスはそれなりに大きいです。
インドア派の人には、屋内作業が多い職場を選ぶのがいいかもしれません。
⑤ 腰・肩・膝への負担がハンパない
現場仕事の宿命ともいえるのが「体への負担」です。
重い工具を腰につけて長時間立ちっぱなしだったり、しゃがんでの作業が続いたり、脚立の上り下りが多かったり…。
特に腰・肩・膝は常に負担がかかります。
20代のうちから腰痛に悩まされる人も少なくありません。
僕自身も、朝起きたときに「腰イタタ…」ってなる日が増えました(笑)
ストレッチや軽い筋トレ、体に合った腰道具選びなど、自己管理がかなり大事です。
ちなみに僕自身はジムに通い始めましたww
まとめ|キツいけど、やりがいのある仕事
ここまで読んで「うわ…大変そう」と思った方もいるかもしれません。
たしかに電気工事士の仕事は、体力的にも精神的にもキツい部分があります。
でも、そのぶん「自分の手でモノを作り上げる達成感」や「社会インフラを支えている実感」は格別です。
国家資格があるので将来性も高く、独立も夢じゃない。やりがいは本当に大きいです。
もしこれから電気工事士を目指そうとしている方がいれば、ぜひこのリアルな現場の話を参考にしてみてください。
「キツさ」を知っておくことで、心構えができて前向きに頑張れるはずです。
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